図書室や図書館への憧れと、リチャード・ブローディガンさんの『愛のゆくえ』

リチャード・ブローディガンさんの『愛のゆくえ』の表紙の写真です。
(本書は、オンラインストアには未登録です)

小学校の図書室に再び入ってみたいなってずっと思っています。
授業の国語は好きではなかったのですが、なぜか図書室は懐かしさを感じます。
このあいだ、松陰神社前のお店に来られたお客さんとも話していたのですが、学校の公開日というものがあるそうで、そのときは入れるみたいなのですが、ずっとその機会を逃しています。
小学校の蔵書数の平均は約1万冊だそうですが、そんなに本があるって気づきませんでした。
大学の図書館もむかしは自由に入れたのですが、いまはゲートが設置されてIDカードがないと入れないところが多いです。人間の叡智の結晶である図書館は開放してほしいなって思っています。
本屋さんは年々少なってきていますが、図書館の数は年々増えているそうです。

むかし聞いた話しですが、核シェルターに持ちこむもの(持ちこみたいもの)のうち、1/2が食料、1/4が本だそうです。想像力を刺激するものがないと人間は生きていけないってことも耳にします。

お店のある松陰神社前は世田谷区。先日お店にきたお客さんは近所に引っ越してきたばかりだそうで、区内の図書館がどこがいいかを話していました。世田谷区の図書館は、区内に住んでいなくても働いていなくても図書館貸出カードは作れるみたいでとってもいいですね。

そのお客さんと、図書館が舞台のリチャード・ブローディガンさんの『愛のゆくえ』はよかったいう話しで共感。
さまざまな人が持ちこむ本を受けいれて好きな場所に本を置くことができる、風変わりな図書館を舞台にした本の話しです。10年以上も前に読んだ『愛のゆくえ』を読みかえしていますが、読みかえすと記憶がよみがえります。

トップに載せている本は早川書房から出版された新版です。
最初に手に入れた旧版の新潮文庫の本で再読をしています。

新潮文庫の『愛のゆくえ』の表紙の写真。

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