夏目漱石さんの『文鳥』
ここ最近、夏目漱石さんの話題に触れることが多く、『虞美人草』、『夢十夜』と読んでいたのですが、どうもしっくりきません。何年か前に『三四郎』を読んでいたのですが途中で挫折しています。高校のときに好んで読んでいた夏目漱石さんなんですけどね。。
そんな中、ふと『文鳥』の本が目についたので『文鳥』を読んでみることにしました。
紹介するのは、横田稔さんの銅版画の箱入りの限定本です。
上記の写真の箱の中から出てくるのは布張りの本です。
この『文鳥』の本には、横田稔さんの銅版画が載っています。その版画の絵があるページには以下の写真のように「あい紙」がはさまれています。
以下の写真は、あい紙(合紙・間紙)を取って撮影しています。
文鳥のかわいらしい版画がたくさんです。
100部限定出版でシリアル番号は11です。
ずっと文鳥を飼っているのですが、夏目漱石さんの文鳥の描写力がとっても素敵だなって思いながら再読していました。
ちょっと前に、東京の神田神保町の本屋街を流していたら、漱石さんの『吾輩は猫である』の初版本の3冊セットが250万円で売られていました。ため息がでます。
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