祥見知生さんの『セツローさん 』

『セツロー』さんの本の表紙の写真。白い表紙に「セツローさん」という題字と落款印が描かれています。帯には、セツローさんの簪(かんざし)のイラストが描かれ、「あたたかくてせつなくて。愛すべき手の仕事」と書かれています。


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小野セツローさん。早川ユミさんの伴侶の小野哲平さんのお父さまです。
椿、椎、つつじ、桜などの身近な枝を削り素朴な感じの玉をとめて、漆を塗って簪(かんざし)を作ります。作られたかんざしがイラストが描かれた和紙に包まれていていとおしさを感じます。
簪以外にも、匙(さじ)や箆(へら)、土人形を作るセツローさんの生活や作品を紹介しています。

この本にこんなくだりがあります。
「『仕事が暮らし 暮らしが仕事』 河井寛次郎の版画にあるこの言葉がセツローさんが好きだ。 自分の身体を通じて感じることで言葉は生きた言葉になる。こころで感じた言葉はいきいきとその人を表す言葉となる。」

先日ブログに載せた早川ユミさんの『くらしがしごと』は河井寛次郎さんのこの言葉が題名です。
早川ユミさんの『くらしがしごと』

久しぶりに河井寛次郎さんの作品や文章も読んでみたくなりました。

















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