仲が悪いうさぎとたぬき~せなけいこさんの『となりのたぬき』
好きで手にいれた本でも、昔に読んだ本などついぞ忘れている本があります。
オンライスストアやお店に本を出す前にあらためて目を通すときや、お店でお客さんと本を前にして話しているときに、そんな本たちと再び出会う機会があります。
せなけいこさんの『となりのたぬき』がそんな1冊。
こちらは、オンラインストアに出す前に再び目を通した絵本です。
表紙のうさぎとたぬきのすごい目つきに読むのをためらってしまう絵本なのですが、仲が悪いうさぎとたぬきの話しが載っています。
うさぎはたぬきのことをお月さまに訴えます。
お月さまは、うさぎにひとつきのあいだたぬきに親切することを条件に、たぬきをやっつけることを約束します。
うさぎはたぬきに親切にします。。
嫌いな相手に優しくし続けるうさぎ。そのことにとまどうたぬき。
ところが思わぬことにうさぎは驚きます。
その展開に、そうなんだ、そうなんだよなと思ってしまいますが、うさぎみたいにできるかどうか。。
さらに、その後の話しがどうなるかを読み手が想像してしまうような終わり方やイラストになっていて、何度も読みかえしたくなる絵本です。
オンラインストアに出そうと手入れや値付けをしていました絵本ですが、オンラインストアに出すというよりも、お店に置いて誰かと一緒に読みたくなる絵本で、近いうちにお店に持っていこうかなと思っています。
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