かにかくに祇園は戀し~棟方志功さんの『流離抄板畫卷』
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棟方志功さんの『流離抄板畫卷』(りゅうりしょうはんがかん)。(板畫=板画:棟方志功さんは自らの版画を板画と称しています)
吉井勇さんの歌集『流離抄』を板画にした作品です。
かにかくに 祇園は戀し 寢るときも 枕のしたを 水のながるる
(「かにかくに」とは、「あれこれと」「いろいろと」の意味)
京都の祇園を流れる白川のほとりの茶屋の建物の一部がむかし川につきだしていて、枕の下を流れる白川の情景を詠んでいます。
白川にかかる祇園新橋のある一帯は今もお茶屋さんが残り、春はしだれ桜が咲き、秋は紅葉が見られる風情あるエリアです。
祇園新橋からの白川の眺めです。
白川は川面が近くやすらぎを感じます。
祇園新橋を渡って花見小路方面の路地を望むとこんな風景で、祇園新橋あたりは京都でもっとも風情ある場所だと思います。
その祇園新橋から白川の下流(鴨川方向)に「かにかくに」の碑があります。
棟方志功さんの『流離抄板畫卷』は、こんな色のついた板画もあります。
[青森の棟方志功記念館の図録より]
棟方志功さんの『流離抄板畫卷』のことは、X(Twitter)でも紹介しています。
→>棟方志功さんの『流離抄板畫卷』のツイート
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