リーズル・シュテイッヒさんの『たびにでたろめんでんしゃ』

『たびにでたろめんでんしゃ』の絵本の表紙の写真。花咲く野原を赤い路面電車が走っていて、ロバとネコ、イヌ、ニワトリが乗っています。窓の外を見ていてみんな楽しそうです。

(「Buy」ボタンを押すとONLINE STOREの買い物カゴに飛びます(まだ購入はされません)
Soleil et Lune ONLINE STORE を押すとONLINE STOREのトップページに飛びます。)


とっても可愛らしい絵本。動物たちが路面電車に乗りあわせてとあるところへ向かいます。途中、ブレーメンの音楽隊のマネをしているところもあってかわいいです。
文章を書いているジェームス・クリュスさんは国際アンデルセン賞を受賞しています。

この『たびにでたろめんでんしゃ』の絵本は、ドイツ語版を先に見つけています。

こちらがドイツ語版です。



日本語版と比べないとわからないのですが、ドイツ語版の方が色が濃いです。
古い絵本は、発売されたときの色が忠実に残っていて、こんなに発色がよかったのかと驚いたりすることが多いです。

表紙だと微妙な色の違いでわかりにくいので、中のページで比較してみたいと思います。

ドイツ語版の新しい版も出ているので、日本語版、古いドイツ語版、新しいドイツ語版の同じページで比べてみます。







このページは、バージニア・リー・バートンさんの『ちいさいおうち』を彷彿させて、これはこれで素敵なのですが、真ん中の古いドイツ版の色が明らかに濃くでています。というか元の色はこんなだったということです。比べなくてはわからなのですが、原書の色を見てしまうとどうしても原書贔屓になってしまいます。

この絵本に登場する動物は、ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリです。なんか見覚えはないでしょうか。。




そうなんです。ブレーメンの音楽隊の動物たちのマネをしているんです。





ブレーメンの音楽隊とは結末は違いますが、とっても楽しい絵本です。

よろしければシェアをお願いいたします

コメント

コメントする

目次